フリーランス4年目の春が来ました
おかげさまで、ノミヤマラボはフリーランスとして4年目のシーズンに突入しました。 まずはこれまで支えてくださったクライアントの皆様、そして日々刺激をくれる仲間に、心から御礼申し上げます。
この3年間を一言で振り返るなら、とにかく「早い」。
会社員とは違い、すべてを自分で決める自由。それと背中合わせにある心地よい緊張感。実際にやってみて感じたのは、自分はこの「一人で舵を取るスタイル」が性に合っている、ということでした。
しかし、そんな心地よさを揺るがすようなことが、今年に入ってから起きています。 そう、AIエージェントの台頭です。
ここ数ヶ月、昼夜を問わずAIエージェントを相棒に開発を続けています。 誇張ではなく、この3ヶ月で書いた(生成した)ソースコードの量は、以前の1年分、あるいはそれ以上かもしれません。
頭の中にあるアイデアを言語化し、AIに投げれば、一瞬で形になる。 このスピード感は、一度味わうと病みつきになります。かつて数日かけて悩んでいた複雑なロジックの実装が、数秒で目の前に現れる。開発の「手」が思考の速度に追いついた、そんな感覚です。
一方で、正直なところ「疲れ」も感じています。 テクノロジーの進化に、人間の身体感覚や脳の処理が追いついておらず、指数関数的に伸びていくAIの成長曲線に対して、私はまだ線形の時間の流れの中にいるからです。
この先、エンジニアに限らず、あらゆる知的労働はAIエージェントに置き換わっていくでしょう。 それはもはや「予測」ではなく、現場でコードを叩いている人間が肌で感じている「確信」に近いものです。
「エンジニアの仕事がなくなるのか?」 そんな問いも耳にしますが、今の私の実感は少し違います。 むしろ、「一人のエンジニアが形にできる世界の規模」が、これまでの10倍、100倍に膨れ上がったのだと捉えています。そうドラゴンボールの界王拳のようです。
今のAI周辺の状況は、客観的に見て「異常」です。昨日までの常識が、朝起きたら古くなっている。 でも、この状況中に身を置き、最先端のテクノロジーを乗りこなしていくプロセスこそが、一介のソフトウェアエンジニアとしての醍醐味だとも思うのです。
4年目のノミヤマラボは、この荒波を恐れるのではなく、サーフィンを楽しむように乗りこなしていきたい。 AIという強力なエンジンを積みつつ、人間にしか描けない設計図を持って、また次の1年を歩んでいきます。
今後とも、ノミヤマラボをよろしくお願いいたします。
(写真は、最近ようやく膝の上に乗ってくれるようになったネロ君。)

