バイブコーディングがもたらす「ソフトウェアインフレ」と、個人開発者の生きる道
最近、AIに自律的にコードを書かせる「バイブコーディング」が界隈でかなり盛り上がっています。Googleも「Antigravity」というサービスを開始して、各社の開発競争はますます激しくなってきているのを感じます。
私個人のプロジェクトでも最近は「Claude Code」を活用しているのですが、たしかにこれはめちゃくちゃ便利です。AIが生成したコードの一部をコピペしていた以前とは、わけが違います。目的の機能へ一瞬でたどり着ける、まるで「どこでもドア」を手に入れたような感覚すら覚えます。
数年後、この業界がどうなっているか正直想像もつきませんが、おそらく「仕様書通りにコードを書くだけ」のプログラマーは職を失っていくのだろうと思います。もちろん、大企業のエンプラ領域への導入はセキュリティや体制の壁で数年遅れるでしょうが、流れは止まらないでしょう。
私のような個人開発者は、この時代をどう生きていくべきか。日々そんなことを考えています。長年手を動かしてきた身としては、自分でプログラムをガリガリ書くシーンが減っていくのは、正直少しさみしくもあります。
ただ、商売の真理は今も昔も変わっていません。プロダクトを作るというビジネスにおいて、単に「製作コストが爆下がりした」だけではあります。もちろんそれ自体もすごいことなのですが、結局のところ一番大事なのは「何を作り、誰をどう助けるか」です。
今後は間違いなく「ソフトウェアのインフレ」が起きるでしょう。今、noteにAIが書いた数百円の記事が溢れているように、数百円の似たようなAI製アプリが、アプリストアにあふれ返る未来が予想できます。
だからこそ、アイデアをすぐ形にしては壊すような、何かを試行錯誤する「研究的な開発」にはすごく向いている時代になったのかもしれません。技術の波にうまく乗りつつ、次なる課題解決に向けてフットワーク軽く動いていきたいところです。

